アメリカ(カリフォルニア州)での「ガソリンの入れ方」、「ガソリンスタンドの利用方法」を知りたい方に向けた記事です。
こんにちは、アメリカ駐在員のユキヒョウ。( @Yukihyounet)です。
前回はアメリカの「平均ガソリン価格」と「年間ガソリン代」について紹介しました。
ご興味があればぜひこちらをどうぞ。
▼アメリカのガソリン代についてはこちら▼
あなたはアメリカのガソリンスタンドでの給油のやり方はご存知ですか?
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れればとても簡単、何も恐れることはありません。
今回はアメリカのガソリンスタンドでのガソリンの入れ方とその手順、注意点について写真とともに分かりやすく紹介しますので是非参考にして下さい。
- アメリカのガソリンスタンドでのガソリンの入れ方がわかる
ガソリンスタンドの基本はセルフ方式
アメリカのガソリンスタンドはセルフサービス方式が主流です。
ガソリンスタンドに入ったら給油機の前に停車し、いくつかのボタンを操作してノズルを取り、ガソリンを入れて終了。
その大まかな手順は以下の通りです。
- 支払い方法を選択(クレジットカード/デビットカード、現金)
- リワード有無、洗車(Car Wash)有無の選択
- ガソリン種類の選択
- 給油(完了)
また、アメリカのガソリンスタンドでよく使う英語は以下の通り。
- ガソリンスタンド: gas station
- ガソリン給油機: gas pump
- ガソリンを入れる: fill up gas
- 1番(給油機)にガソリンを入れる: fill up on 1
- 1番にガソリンを10ドル分入れる: fill up $10 on 1
- 1番のお釣りを下さい: change on 1, please
- 給油ノズル: handle
- Zip code: アメリカの郵便番号(5桁)
- PIN code/number: デビットカードの暗証番号(4桁)
それでは給油の仕方について順を追って見て行きましょう!
支払い方法の選択(クレジットカード/デビットカード、現金)
支払い方法は大きく二つ、『カード(クレジットカード、デビットカード)』または『現金(ドル)』。
カード払いのほうが手軽で簡単ですが、アメリカ発行以外のカードは給油機では利用できません。
日本発行のクレジットカードを使いたい場合は、現金(ドル)と同様、店内カウンターでの支払いとなります。
現金、日本のクレジットカード(日本からの旅行者向け)
現金(ドル)、または日本を含むアメリカ国外で発行されたクレジットカードを使ってガソリンを入れる場合。
- 給油機の前に停車(給油口の場所を事前に確認、エンジンは切る)
- 給油機の番号を確認(上の画像の場合は『6番』)
- 店内カウンターで①給油機(Gas Pump)の番号と②給油したい金額を伝える
- 現金(小切手も可)またはカードで支払い(前払い)、自分の給油機に戻る
ここまでは給油機側での操作は不要。
店内カウンターで給油機の番号と給油したい金額を伝え、前払いで支払います。
例えば6番の給油機に20ドル分給油したい場合は、
「Fill up 20 dollars on 6, please」
とゆっくり、はっきり伝えて下さい。
尚、支払った金額に達しない場合は給油後に改めて店内カウンターに戻ってお釣りをもらいます。
クレジットカードの場合はレシートをもらい、金額を確認して下さい。
尚、お釣りをもらう場合は、
「Change on 6, please」
と伝えればOKです。
クレジットカード、デビットカード(在米者向け)
次に、アメリカ国内発行のクレジットカードまたはデビットカードを使ってガソリンを入れる場合。
- 給油機の前に停車(給油口の場所を事前に確認、エンジンは切る)
- 給油機の液晶モニター下にあるカード挿入口(縦型)にカードを素早く挿入して引き抜く
- クレジットカードの場合はZip code、デビットカードの場合はPIN numberを入力
店内カウンターに行く必要はなく、給油機の前から動かずに完了します。
まず、カードをキーパッド横にある縦型のカード挿入口に素早く挿入して抜き取ります。
※カードの券面(磁気ストライプ)の方向に注意。
クレジットカードの場合は5桁のZip code、デビットカードの場合は4桁のPIN numberをキーパッドで入力して『Enter』、これで支払方法の選択は終了です。
※アメリカでおすすめのクレジットカードはこちらからどうぞ。
尚、デビットカードを使いたい場合は、カード挿入前にモニター横のボタンで『Debit』を選択する必要があります。(カード挿入後に選択する場合もあり)
『Debit』を選択しないと、デビット価格が適用されない場合があるので要注意。
一番安いのは現金払い
多くの場合、『現金/デビット』と『クレジットカード』でガソリン単価(/1ガロン≒約3.8リットル)が異なります。
『現金/デビット』のほうが若干安いですが、中にはデビットの取引手数料を取るスタンドもあるので、一番安いのは『現金払い』。
但し、店内カウンターやトイレに行くなど、少しの間でも車を離れる場合は防犯のため必ず窓を閉め、鍵を掛けて下さい。
※給油中、給油機の操作に気を取られている隙に助手席の扉を開けられ、助手席に置いてあった荷物を盗まれた方もいます。油断大敵!
リワード有無、洗車(Car Wash)有無の選択
旅行者の方はどっちも無視してOKです。モニター横ボタンで『NO』を選択。
リワードとは、例えばそのガソリンスタンドが特定のGrocery Storeと提携している場合、そのお店のメンバーポイントが溜まっているとガソリン代を少し値引きしてくれるというもの。
※Chevronの場合はVONSやAlbertsons、Shellの場合はRalphsなど。
洗車(Car Wash)は給油と同時に洗車(有料)も購入すればガソリン代を割引きするものなので、よっぽど汚れていなければこちらも『NO』でOK。
尚、『給油+洗車』の同時購入で割引となるため、洗車もする場合は給油が先です。
ガソリン種類の選択
モニターの指示に従って給油ノズル(アメリカではhandleと言います)を持ち上げ、ガソリン種類を選びます。
3~4種類の中から選択し、ボタンを押すだけ。
数字が高くなるにつれて金額も高くなりますが(安:87→89→91:高)、車の給油口の蓋の裏側などに「ガソリンのグレードは90以上」などの注意書きがない限り、一番安いレギュラーガソリン(87)で全く問題ありません。
給油(完了)
手に取った給油ノズルを車の給油口に差し込み、レバーを握れば給油が開始されます。
レバー下にある小さなストッパーを使えば、レバーをずっと握っている必要はありません。
モニター上に売上(Sale)と給油量(Gallon)が表示されます。
例えば、上の写真では$31.94(約3.5千円)、9.985ガロン(約38リットル)。
満タンまたは先払いした金額に達すると自動で止まります。
これで給油は完了。
アメリカ発行のクレジットカード/デビットカードの場合は給油機でレシートを受取ることも可能(※『Receipt?⇒YES』を選択)
現金または日本のクレジットカードの場合は店内カウンターに行って給油機の番号を伝え、お釣りまたはレシートを受け取ります。
現金で支払って全額給油した(お釣りがない)場合は、店内カウンターには戻らずそのまま出発してもOK。
これでアメリカのガソリンスタンドでの給油にかかる一連の手順は全て完了です。
お疲れ様でした!
アメリカ ガソリンの入れ方 ガソリンスタンドの利用方法、手順、注意点 まとめ
アメリカのガソリンスタンド、一番最初は戸惑うかもしれませんが、慣れればとても簡単、難しいことは何もありません。
仮に何か失敗しても誰かに怒られることはありませんので、堂々と落ち着いてやれば大丈夫です。
尚、アメリカのフリーウェイ(高速道路)には日本のようなサービスステーションはありませんが、(あまり人が住んでいない地域を除いて)各出口にはたいていガソリンスタンドがありますので、給油が必要な場合はいったん高速を下りて探してみてください。
あなたも是非、アメリカでのドライブを快適に楽しんでくださいね。
アメリカのガソリンの入れ方についての注意点
- アメリカのガソリンスタンドの基本はセルフ方式
- 給油機で日本(アメリカ以外)発行のクレジットカードは使えない
- 現金(ドル)、日本のクレジットカードで支払う場合は窓口払い
- 車から離れる場合は必ず窓を閉めて鍵をかけること
|アメリカでのドライブはスケールもデカくて楽しい!|
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