アメリカの「年末年始」に関して知りたい方、興味がある方に向けた記事です。
こんにちは、アメリカ駐在員のユキヒョウ。( @Yukihyounet)です。
今日は2018年12月31日の大晦日、既に日本では2019年が明けていますね。
あけましておめでとうございます。
2019年も「ユキヒョウ。ブログ」を
どうぞよろしくお願いします。
アメリカに来て3年9ヶ月、今年で4回目の年末年始を迎えました。
今回はアメリカの年末年始について気が付いたこと、知っておくと役立つを紹介しますので、是非参考にして下さい。
- アメリカの年末年始の様子、知っておくと役立つ情報がわかる
クリスマス Christmas
ツリーマーケット
ツリー買いに来ました🎄
今年もツリーマーケットの会場はただの駐車場です(笑)
てもあと一週間もすると売れ残って枯れかけた残骸達が…😫 pic.twitter.com/LYXHHEEjEq
— ユキヒョウ。@カリフォルニア駐在 (@Yukihyounet) 2018年12月17日
12月に入るとホームセンターや大型ショッピングモールの駐車場で『ツリーマーケット』が開催されます。
『ツリーマーケット』と言っても、山から切り出された大量の生木(なまき)がサイズ別に雑に並べられているだけ(笑)
※生木は英語でReal Tree、造花はFake Treeと言います。
ツリーマーケットでの生木の購入手順は次の通り。
- 気に入った生木をマーケット内の受付カウンターに運ぶ
- 受付カウンターで整理券とレシートを受け取る
- レシートを持って店内レジカウンターで代金を支払う
- 支払い済みのレシートを持って受付カウンターに戻る
- 網でぐるぐる巻きにされた生木を受け取り、車に積んで帰る
アメリカでクリスマスツリーを買うのなら、一度是非、生木(なまき)を買ってみて下さい。
値段は6フィート(180cm強)で45ドル(5,000円)くらい。
お部屋の中が木の香りで満たされ、とても清々しい気分になれます。
お子さんやご家族もきっと喜びますよ!
ちなみにクリスマス(12月25日)を過ぎても、ツリーは年明けまで飾られていることが多いです。
マーケットで買ってきた生木も、2~3週間は余裕でもちます(ツリー固定の専用台に適量の水を入れておくだけ)
年明け1月2日くらいになるとツリーを廃棄する専用の場所が指定されるので、指示に従って処理します。
いつものごみ捨て場には捨てないこと。
挨拶は「Happy holidays!」
『Merry Christmas』はキリスト教徒がキリストの誕生を祝うためにクリスマスで使う挨拶です。
ちなみに『Merry』とは愉快な、楽しいという意味。
但し、当然ながら会う人全員がキリスト教徒とは限りません。
この時期、ユダヤ教徒はHanukkah(ハヌカー)を、アフリカ系アメリカ人はKwanzaa(クワンザ)をお祝いします。
それぞれの挨拶は『Happy Hanukkah』と『Happy Kwanzaa』。
尚、アメリカでは初対面の人に対して宗教の話をすることはタブー。
そのため、アメリカでは『Happy Holidays!』という挨拶をよく耳にします。
キリスト教徒以外の人に無邪気に『Merry Christmas!』と言っても特に問題はありませんが、『Happy Holidays!』というフレーズを知っていればどんな時も迷いません。
クリスマス休暇
メリクリ from California🎄😃 pic.twitter.com/Xg72AQwsAH
— ユキヒョウ。@カリフォルニア駐在 (@Yukihyounet) 2018年12月24日
国が決めたクリスマスの休日は12月25日だけですが、多くの企業はその前後の12月24日から26日までの3日間は休業。
クリスマス期間中はショッピングや観光で賑わいますが、12月25日はどこもかしかこも休み、閉まっています。
一部のアジア系の除いて、ファストフード店もお休み。
ガソリンスタンドも外の給油機は大丈夫ですが、お店は閉まります。
25日に買い出しに出てもほとんど空振りに終わる可能性が高いので、クリスマス休暇の計画を立てる際に知っておくと役立ちます。
年末セール クリスマス明けから年末までが一番安い
11月下旬のサンクスギビングウィークの金曜日(ブラックフライデー)、翌週のサイバーマンデーウィーク、そして12月初旬から始まるクリスマスセールが有名ですが、実はクリスマス明け(12月26日)から年末までの期間が一番安い。
『Year-end Clearance Sale』と称して、特にデジタル家電(PC、大型テレビ、ゲーム、タブレットなど)が安くなる印象。
その代わり、一連のセール後なのでセール商品のラインナップは少なめで、数も『品薄』です。
クリスマスセール後も目を光らせておくと、意外な掘り出し物が見つかるかも知れません。
年末年始 お正月 New Year’s Eve and New Year
挨拶は「Happy new year!」
日本の年末年始の挨拶と言えば、12月31日までは「よいお年を」、1月1日新年が明けてから「明けましておめでとうございます」ですね。
アメリカではクリスマスが終わると年が明けてなくても「Happy new year!」と挨拶します。
「Happy new year」には「よいお年を」と「あけましておめでとう」の両方の意味があるんですね!
大晦日(New Year’s Eve)
大晦日は『New Year’s Eve』と言いますが、休日ではありません。
お店も通常より早く閉まるところが多いですが、普通に営業しています。
1月1日は休日で閉まるので、スーパーなどはいつもよりも混んでる印象。
日系スーパーも年越し用の買い物客でごった返してます。
12月31日の夕方になるとお正月関連の商品(特に賞味期限の短い食料品)は割引価格になるので、ねらい目です。
年越しはアメリカ各地でカウントダウンイベントが盛大に行われますが、当然ながら『過ぎゆく年を偲(しの)び、新たにくる年に思いを馳(は)せる』といった日本古来のわびさび的な感覚は一切なく、はっきり言って年の瀬感は薄いです。
おせち料理や年賀状は?
アメリカでは伝統的に11月下旬のサンクスギビングに七面鳥を食べますが、年末年始には日本のおせち料理やお雑煮のような特別な料理はありません。
年賀状の習慣もありませんが、クリスマス時期から年末にかけて親しい友人にホリデーカードを送ります。
12月下旬以降のホリデーシーズンにランチやディナー、ホームパーティなどで会った際に直接手渡したり、お互いに交換することも多いので、
この時期、お出かけの際に何枚か用意しておくと不意に小さなプレゼントなどを受け取った時にも困りません。
年末年始の休暇 会社は1月2日から
アメリカに『三が日』はなく、休日は1月1日だけ。
会社は1月2日から始まります。
ただ、1月2日は徐行運転(やる気度は70%程度ですが、局地的な集中力は常に100%)。
やはり4日くらいからまともに稼働する感じでしょうか。
しかしながら、日本のように業務時間中に『初詣』に行ったり、得意先に新年の挨拶に回ったりはしないので、日本の会社よりもちゃんと働いてる印象です。
アメリカ 年末年始に関する情報 クリスマスからお正月にかけての豆知識 まとめ
今回はアメリカの年末年始について気が付いたことを紹介しました。
クリスマスは年に1、2を争うビッグイベントですが、年末年始は日本のそれとは異なり、意外に普通に過ぎていく印象です。
私は雪国出身なので年末年始は雪が降っている印象が強いのですが、今住んでいる南カリフォルニアは12月でも温暖な気候なので、特に年末感は薄い。。(苦笑)
あと、アメリカは国内に時差があるので東海岸で年が明けても西海岸やハワイはまだ大晦日、みたいな状況なので、日本と異なり一体感が少ないですね。
とは言え、日本には日本の良さ、アメリカにはアメリカの良さがあるので、双方の慣習を柔軟に受け入れて楽しめれば最高です。
あなたも是非、アメリカでの年末年始を快適に楽しんでください。
アメリカの年末年始についての注意点
- クリスマスツリーはツリーマーケットで生木(なまき)がおすすめ
- クリスマスの挨拶は『Happy Holidays!』
- 12月25日はどこもお休み
- クリスマス以降のセールが一番安い
- 年末年始の挨拶は『Happy new year!』
- おせちや年賀状の習慣はない
- 会社の始業は1月2日から
▼アメリカの労働時間や休日についてはこちら▼
▼アメリカのハロウィンについてはこちら▼
この記事がアメリカで生活されているあなたの参考になればとても嬉しいです。
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それでは、また。