アメリカ生活 労働時間を比較│日本とアメリカの休日数や残業時間




 

日本とアメリカ(カリフォルニア州)における休日数や労働時間の違いに興味がある方に向けた記事です。

 

日本とアメリカの労働時間を比較した場合、一体どちらが長くなるのか?

こんにちは、アメリカ駐在員のユキヒョウ。( )です。

アメリカの駐在員であれば一度は聞かれたことがあると思いますが、一般的な話とした場合、その答えは「ケース・バイ・ケースであり一概には言えない」になってしまいます。

それでは一般的な話ではなく、特定(自分)のケースではどうか。

であれば簡単に答えを出すことが出来ます。

今回は赴任前の東京での労働時間と、カリフォルニアに赴任後の労働時間はどのように変わったのかを比較しました。

最近アメリカに駐在されてきた方、またはこれからアメリカに赴任される方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかるコト、出来るようになるコト

  1. OECD主要各国の平均労働時間ランキングがわかる
  2. 日本とカリフォルニア州の年間の祝祭日がわかる
  3. 日本とアメリカでの労働時間の比較結果がわかる(あくまで参考)

労働時間ランキング

アメリカ生活 労働時間を比較│日本とアメリカの休日数や残業時間

データと現実が乖離している可能性も。。

日本よりアメリカの方が労働時間は長い?

経済協力開発機構(OECD) より、日本よりアメリカのほうが労働時間が長いというデータが示されています。(2016年)

国名 年間労働時間 OECD内順位
ドイツ 1,363時間 1位(最も短い)
日本 1,713時間 17位
アメリカ 1,783時間 23位
メキシコ 2,255時間 最下位
 OECD平均  1,763時間

OECDの加盟国は35ヵ国ですので、日本は真ん中くらい、アメリカは労働時間が長い国の上位1/3に属する形ですね。

OECD Data Hours worked (https://data.oecd.org/emp/hours-worked.htm)

まぁ、率直な感想としては、ふーん、って感じでしょうか。

日本とカリフォルニアの祝祭日

アメリカ生活 労働時間を比較│日本とアメリカの休日数や残業時間

1年365日のうち、完全週休2日制(仮に土・日)とした場合の週休日数は104日間になります。

では、祝祭日の日数はどのくらい違ってくるのでしょう。

祝祭日の日数は実はそれほど変わらない

日本国外で働いた経験がある人であれば「日本は祝祭日がやたら多い」という印象を持っている人もいるかと思いますが、実際はどうなんでしょうか。

以下、私が勤務する日系企業における東京での祝祭日とカリフォルニアでの祝祭日を2018年ベースで比較してみました。

まずは日本での祝祭日です。

日本での祝祭日(2018年)
1月01日(月) 元日
1月02日(月) 年始休暇
1月03日(月) 年始休暇
1月08日(月) 成人の日
2月12日(月) 振替休日(建国記念日)
3月21日(水) 春分の日
4月30日(月) 振替休日(昭和の日)
5月03日(木) 憲法記念日
5月04日(金) みどりの日
7月16日(月) 海の日
9月17日(月) 敬老の日
9月24日(月) 振替休日(秋分の日)
10月08日(月) 体育の日
11月23日(金) 勤労感謝の日
12月24日(月) 振替休日(天皇記念日)
12月31日(月) 年末休暇

赤: 祝祭日      青: 振替休日

日本での祝祭日数:16日間

続いてカリフォルニア。

尚、アメリカは州単位で制度や法律等が異なるため、祝祭日も日本のように一律ではありません。

大きく①連邦政府が定める祝祭日(Federal Holidays)と②州が定める祝祭日がありますが、それらを受けて企業側が休日を決めています。

カリフォルニアでの祝祭日(2018年)
1月01日(月) New Year’s Day
1月15日(月) Martin Luther King Day
2月19日(月) Presidents’ Day
3月30日(金) Good Friday
5月28日(月) Memorial Day
7月04日(水) Independence Day
9月03日(月) Labor Day
10月08日(月) Columbus Day
11月22日(木) Thanksgiving Day
11月23日(金) Day after Thanksgiving
12月24日(月) Day before Christmas Day
12月25日(火) Christmas Day
12月26日(水) Day after Christmas Day
12月31日(月) New Year’s Eve

赤: Federal Holidays  青: Federal Holidays以外

カリフォルニアでの祝祭日数:14日間

2018年ベースで比較すると、週末以外に会社が休みになる日数は日本が16日間でカリフォルニアが14日間。

日本とカリフォルニアの2018年祝祭日の数を比べた結果、実はそんなに変わりませんでした。

もちろん、これは私の勤務先での話であり、一般的な話ではありません。

カリフォルニアのほうが1日あたり1.3時間(78分)短くなった

アメリカ生活 労働時間を比較│日本とアメリカの休日数や残業時間

それでは実際の労働時間を比較した場合どうなるか。

これまでの私の勤務実績をベースに比較してみた結果です。

労働時間での単純比較

  日本 カリフォルニア
週休日数(土・日) 104 104
年間の祝祭日数 16 14
年間の有休取得日数 15 15
年間の休日数合計 135 133
1日あたり標準労働時間 7.25 7.00
1月あたり平均残業時間 30 10
年間の総労働時間 2,028 1,744
1月あたり平均労働時間 169 145
1日あたり平均労働時間 8.8 7.5

有休取得日数は同日数としています。

有休にはレジャー休暇のほか病欠(飲み過ぎ二日酔いによる午前休も・・・)や子供の看病なども含んでいます。

カリフォルニアに来てからは車通勤のため勤務後の深酒は格段に減り、また、温暖な気候のおかげで病欠や子供の看病による休みも大幅に減ったため、結果としてレジャー休暇の割合が増えました。

残業時間は月平均で日本30時間に対し、アメリカでは10時間程度。

基本的にアメリカでは定時(17時)で帰宅するようにしていますが、日本との会議などの場合は(時差の関係で)残業が発生しています。

西海岸の場合、東京との時差は16 or 17時間。

※3月の第2日曜から11月の第1日曜まではDaylight Saving Time、いわゆる夏時間で時差は16時間になります。

なので、日本の朝9時がこっちだともう17時。

会議が日本のランチタイムまで長引く時は20時にようやく解放される形になります。

とは言え、こちらの金曜は日本は既に週末に入っているので割と楽チン。

残業時間は日本にいた時の1/3に減りました。

このように労働時間を比較した結果、カリフォルニアのほうが1日あたり1.3時間(78分)労働時間が短くなったことになります。

仮に手取り$5,000/月の給与とした場合、時給換算すると日本が$30に対してアメリカが$34。

同じ給与で同じ成績/アウトプットとした場合、その生産性の差は14%程度になります。

但し、これには通勤時間が考慮されていません。

通勤時間を考慮すると

  日本 カリフォルニア
週休日数(土・日) 104 104
年間の祝祭日数 16 14
年間の有休取得日数 15 15
年間の休日合計 135 133
1日あたり標準労働時間 7.25 7.00
1日あたり平均通勤時間 2.00 0.33
1月あたり平均残業時間 30 10
年間の総労働時間 2,488 1,821
1月あたり平均労働時間 207 152
1日あたり平均労働時間 10.8 7.8

私は東京(港区)勤務で電車通勤だったのですが、通勤にかかる時間は往復約2時間でした。

今は車で片道10分程度です。

こちらも同様に手取り$5,000/月とした場合、時給換算すると日本が$24、アメリカが$33。

時給にして$9の差、同じ$5,000を得るために必要な(通勤と労働により拘束される)時間が1日3時間も変わってきます。

また、別の見方をすると、通勤時間が2時間かかる場合、給与は時給換算で20%も下がることになります($30→$24)。

 

まとめ

結論としてはアメリカ赴任後のほうが労働時間が1日あたり78分も短くなりました。

その分、家族との時間や自分が好きなことに使える時間が増えたので非常に良かったと思ってます。

このまま「めでたしめでたし」とまんが日本ばなし風に終わりたいところですが、先ほどから若干うつむき加減になってきており(よくよく考えると来年春の帰任が既に決まっているため)、この辺りでそっと筆を置きます。。

※尚、上記は私個人のケースであり一般的な話ではありません。

カリフォルニア州の労働時間と賃金に関する情報を州政府が公表していますので、参考までに以下にURLを記載しておきます。

State of California >Employment Development Department >Hours and Earnings by Selected Industries

(http://www.labormarketinfo.edd.ca.gov/data/hours-and-earnings.html)

労働時間比較の注意点

注意点まとめ

  1. 経済協力開発機構(OECD) の調査によると、日本よりアメリカのほうが労働時間が長い
  2. 日本とカリフォルニアを比較した場合、祝祭日の日数は実はそれほど変わらない
  3. 残業時間が減ったことで、1日あたり1.3時間(78分)労働時間が短くなった
  4. 勤時間が2時間かかる場合、給与は時給換算で20%も下がる

 

この記事が最近アメリカに駐在されてきた方、またはこれからアメリカに赴任される方の参考になればとても嬉しいです。

 

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それでは、また。

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1 個のコメント

  • […] ちなみにこちらのブログ記事(https://yukihyoublog.net/working-hours/)によると、1日の平均労働時間は日本で8.8時間、カリフォルニアで約7.5時間とのこと。まさに常人の倍(以上)の時間をRDR2 […]

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