アメリカ人がビジネスの場で実際に使っているイディオム&フレーズを学びたい方に向けた記事その⑬です。
こんにちは、アメリカ駐在員のユキヒョウ。( @Yukihyounet)です。
前回はAt first glanceの例をシェアしました。
今回はI am working onの例をシェアします。
ビジネスで使える英語表現 I am working on
I am working on ~ : ~を対応中、~に取組中
メール原文(抜粋)
Here is my draft of the overall strategy presentation.
I have a placeholder for the point in which ( I assume) you will do a portion on the investment criteria.
Note that I will add two slides that I think are important to include.
I am working on the presentation now.
アメリカ人の同僚がプレゼンテーション用の資料(第1版)を提出してきました。
資料の一部については私に対応して欲しいという意図で空白としており、彼はこれから更に2枚のスライドを追加する予定とのこと。
完成にはもう少し時間かかかりそうです。
日本語にしていきます。
Here is my draft of the overall strategy presentation.
全体戦略に関するプレゼン資料のドラフト(下書き)です。
I have a placeholder for the point in which ( I assume) you will do a portion on the investment criteria.
あなたが対応する(と私は思っています)投資基準に関する部分については後から挿入用にスペースを残しています。
Note that I will add two slides that I think are important to include.
尚、これから非常に重要だと思われるスライドを2枚追加予定。
I am still working on the presentation now and hoping that it’s to be finalized very soon.
現在、プレゼン資料につき継続対応中、すぐに仕上がると思います。
イディオム&フレーズ
I am working on ~ : ~を対応中、~に取組中
日本語で対応中、取組中、実施中など、既に着手はしているんだけどまだ終わっていない場合に使うのがこのフレーズ。
例文のように間に still を付けると、継続してやってるけど予想していたよりも時間がかかっている、といった「まだ」のニュアンスを強調できます。
I am still working on it, but it would take more time.
やっているけどまだ時間がかかりそうだ。
例文では hoping that it’s to be finalized very soon. となってますが、すぐに仕上がると思っているというよりは願っているという感じで、実際は very soon ではないことが多いですね。
実はこのフレーズ、仕事以外でも良く使います。
場所はレストランやカフェ。
例えば店員さんがまだ食べ終わってないのにお皿を下げようとした時などに、
Not yet, I am still working on it. (それまだ食べ終わってません)
といった感じで使います。
I’am still eating. は意味は当然通じますが、私はあまり聞いたことはありません。
その他、2文目に placeholder という単語が出てきましたが、後から情報を挿入する場所を意味しており、具体的にはプレゼン資料のなかで何枚か空スライドを設けているよ、ということです。
(情報を挿入するためのplace を hold するためのもの/手段 = placeholder と言えばイメージしやすいですかね?)
また、(I assume) you will do /あなたがやってくれる(と思っている)、と入れることで、空スライドについては私に対応して欲しいという意図を遠回しに伝えてきています。
誰かに何かをやって欲しいことを遠回しにお願いしたい時には使える表現なので、覚えておくと便利ですね。(但し、相手がやってくれるかは分かりませんが。。)
まとめ
- I am working on ~ : ~を対応中、~に取組中
今回は I am working on の例をシェアしました。
次回「It ends up (with)」も是非お付き合いください!
それでは、また。