ネイティブの英語ビジネスメール イディオム&フレーズ④│Put a ton of time and effort into







 

アメリカ人がビジネスの場で実際に使っているイディオム&フレーズを学びたい方に向けた記事その④です。

 

こんにちは、アメリカ駐在員のユキヒョウ。( )です。

前回はTake a bona fide look atの例をシェアしました。

ネイティブの英語ビジネスメール イディオム&フレーズ③│Take a bona fide look at

2018年5月22日

 

今回はPut a ton of time and effort intoの例をシェアします。

<strong>ユキヒョウ。</strong>
ネイティブのビジネスパーソンが使う英語に触れることで、一歩先の使える英語表現が身につきますよ!

ビジネスで使える英語表現 Put a ton of time and effort into

put a ton of time and effort into ~ : ~に相当の時間と体力をつぎ込む

メール原文(抜粋)

I ran a quick-and-dirty analysis today on that.

I didn’t put a ton of time or effort into this, I think the value is mostly just in general awareness.

Please find the attached spreadsheet.

If you want me to do anything further, just let me know.

 

アメリカ人同僚から私に対する調査結果の報告メールです。

そんなに時間を掛けなくてもいいから公表数字を拾って数値データをまとめて欲しいと依頼。

 

日本語にするとこんな感じです。

RE: Quick analysis

 

I ran a quick-and-dirty analysis today on that.

例の件、今日ざっくり調べてみたよ

 

I didn’t put a ton of time or effort into this, I think the value is mostly just in general awareness.

ものすごい時間と体力をかけて調べたわけじゃないけど、数値は大部分が一般的な範囲内に収まってると思うよ

 

Please find the attached spreadsheet.

添付のエクセルファイルを参照してみて

 

If you want me to do anything further, just let me know.

もしももっと詳しい調査が必要だったら教えて

イディオム&フレーズ

put a ton of time and effort into ~ : ~に相当の時間と体力をつぎ込む

a ton of ~で「たくさんの~」という意味なので、この場合は「~に相当の時間と体力をつぎ込む」という意味ですね。

tonは重さの単位のt(トン)。

話は逸れますがアフリカゾウの平均体重は6トン、対するアジアゾウは5.4トンでアフリカゾウのほうが重いです。

アフリカゾウとアジアゾウの簡単な見分け方はズバリその耳の大きさって知ってましたか?

アフリカゾウの耳はとても大きく首を覆うほどですが、アジアゾウはそこまで大きくないんですね。

これは生息環境の違い(アフリカゾウはサバンナ、アジアゾウは密林)が起因しているそうです。

ゾウは英語でelephantと言いますが、elephantを使った面白い表現を紹介します。

 

There is a big elephant in the room when it comes to ~ : ~に関して触れてはいけない話題(タブー)がある

投資判断を誤って赤字続きの案件を何とかしなければいけない時、結果的に誰のミスなのかはみんな分かっているんだけどその人のことを気遣ってなかなか言えない事ってありますよね。

それです、まさに。

 

※time and/or effortについて、上記の文中ではI didn’tとなっているので、and ではなく or となってます(多分) 

 

quick-and-dirty : ざっくりした、取り急ぎの

時間的制約がある中でのざっくりした、簡易的な、突貫の、取り急ぎの、みたいになニュアンスです。

quick-and-dirty conclusion で「現時点での結論、とりあえずの落としどころ」みたいな感じで使ってますね。

さっき始めたばかりでまだ洗練されてない、磨かれていない、といったニュアンスで覚えるとイメージが頭に入りやすいと思います。

ビジネスでは最初から明確な答えが分かっている場面は少なく、不確定要素が多い中で判断を迫られるケースがあります。

スピード感が求められる場面では quick-and-dirty conclusion に基づいて走りながら、場面場面で適宜進べき方向を修正してゴールを目指します。

そういう意味でも最初の Brain storming で quick-and-dirty conclusion を導き出す作業は非常に重要です。

まとめ

今日のまとめ

  1. put a ton of time and effort into ~ : ~に相当の時間と体力をつぎ込む
  2. There is an big elephant in the room when it comes to ~ : ~に関して触れてはいけない話題(タブー)がある
  3. quick-and-dirty : ざっくりした、取り急ぎの

今回はput a ton of time and effort into の例をシェアしました。

 

次回「Fingers crossed」も是非お付き合いください!

ネイティブの英語ビジネスメール イディオム&フレーズ⑤│Fingers crossed

2018年5月24日

 

それでは、また。

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ユキヒョウ。
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