ネイティブの英語ビジネスメール イディオム&フレーズ⑥│We are ready with







 

アメリカ人がビジネスの場で実際に使っているイディオム&フレーズを学びたい方に向けた記事その⑥です。

 

こんにちは、アメリカ駐在員のユキヒョウ。( )です。

前回はFingers crossedの例をシェアしました。

ネイティブの英語ビジネスメール イディオム&フレーズ⑤│Fingers crossed

2018年5月24日

 

今回はWe are ready withの例をシェアします。

<strong>ユキヒョウ。</strong>
ネイティブのビジネスパーソンが使う英語に触れることで、一歩先の使える英語表現が身につきますよ!

ビジネスで使える英語表現 We are ready with ~

We are ready with ~ : ~の準備は出来ている

メール原文(抜粋)

We are almost ready with a final version of the Services agreement and attached is the planned approval request for it.

Can you review it and let me know any comments you have?

Once we have the agreement itself in final format, I’ll then submit this for approval and execution.

Thank you,

 

ある契約書(Service agreement)を締結するための社内決裁プロセスでのやり取りです。

契約書の条件が整いつつあるので彼は私に社内決裁のための申請書類(いわゆる決裁文書)のレビューを依頼してきています。

 

日本語だと以下のような感じですね。

RE: Request for review

 

We are almost ready with a final version of the Services agreement and attached is the planned approval request for it.

契約書の条件がほぼ最終合意に至ったいつでも出来る状況にある)ため、添付にて社内の決裁文書を送付します。

 

Can you review it and let me know any comments you have?

記載内容を確認のうえコメントがあればご教示いただけますか?

 

Once we have the agreement itself in final format, I’ll then submit this for approval and execution.

契約書の内容が最終的に確定したら、契約締結に向けて社内決裁を申請予定です。

 

Thank you,

よろしくお願いします

イディオム&フレーズ

We are ready with ~ : ~の準備は出来ている

いつでも準備OKな状態、準備は万態、いつでも行ける、という意味です。

プレゼン資料など何らかの資料を準備、提出するにあたり「(ほぼ)完成している」という場合によく使いますね。

注意点としては実際のモノ(この場合は契約書)が物理的に手元にある場合に限って使われている感じで、そのあたりWe are ready for~とは少しニュアンスが違ってきます。

例えばこんな感じでしょうか。

I’m ready with the presentation. プレゼン資料は準備できている(物理的)

I’m ready for the presentation. プレゼンをする用意はできている(心理的)

ニュアンスの違いは少し微妙ですが、どちらでも意味が全く異なる訳ではないのであまりこだわらなくても大丈夫です。

 

ところで日系企業における社内決裁プロセスって面倒ですよね。

日本人の私ですらそう思うので、アメリカ人の彼はだいぶ煩わしいと感じていたと思います。

これだけが理由という訳ではないと思うんですが、実際、彼はアメリカ系企業に転職していきました。

個人的な意見ですが、昨今はコーポレート・ガバナンスという言葉だけが独り歩きしてしまい、株主のために企業経営者の暴走を阻止するという本来の目的からかけ離れ、合理的な理由もなくやたら現場の仕事を増やしている会社が多いと感じています。

手続きのための手続きではなく、もっと本質的な所に時間をかけるようにしないと生産性は上がらないですよね。

未だに働いた時間が長ければ長いほど、嫌なことでも我慢すればするほど評価されるうえに、何でもかんでも合議制にして経営者が責任を取らない風潮が残る日本ではなかなか難しい問題だと思います。

少し脱線しましたが、We are (almost) ready with ~/for ~ どちらも多用しますので押さえておいて下さい!

まとめ

今日のまとめ

  1. We are ready with ~ : ~の準備は出来ている

今回は We are ready with の例をシェアしました。

 

次回「The devil is in the details」も是非お付き合いください!

ネイティブの英語ビジネスメール イディオム&フレーズ⑦│The devil is in the details

2018年5月26日

 

それでは、また。

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ユキヒョウ。
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