海外留学に挑戦したいけどなかなか第一歩を踏み出せない方、その背中を押して欲しい方へ向けた記事です。
海外留学に興味がありますか?
こんにちは、アメリカ駐在員のユキヒョウ。( @Yukihyounet)です。
海外に興味があるのであれば短期であれ長期であれ現地に留学することお勧めします。
一歩前へ踏み出すことで、今まで意識していなかった新しい自分に出会えるかもしれません。
- (短期)海外留学のメリットがわかる
- 海外留学実現に向けたアプローチの仕方がわかる
海外留学のススメ
不安ならまずは短期留学から
初めての国にいきなり長期で留学するのが不安であれば、まずは短期留学をして直接現地を体感してみる。
語学やスキルの習得をマラソンに例えた場合、ただ走るのが好きという理由で最初から練習もせずいきなりフルマラソンに挑む人はいません。
仮に挑んだとしても完走するのは困難でしょう。
日々の練習は当然のことながら、まずは10㎞、ハーフと徐々にゴール(目標)までの距離を伸ばし、最終的にフルマラソンを走り切る。
しかも、楽しんで走りきる。
何事も楽しみが伴わないと挑戦→継続→上達→達成→新たな挑戦の好循環は生まれません。
アプローチの仕方を間違えてマラソンの楽しさを知る前に辛さだけを知ってしまい、好きだった走ること自体をやめてしまってはもったいないですよね。
これは語学の習得に限った話ではありませんが、大きな目標を達成するためには小さな目標設定と、それをひとつひとつクリアしていく積み重ねが重要。
まずは短期の語学留学で街の雰囲気を肌で感じてみて、気に入ったらその先の自分の将来を見つめて長期留学を考えればいい。
考え方は人それぞれなので別に焦る必要はありませんが、時間は前にしか進みません。
なので、もしも興味がある場合は早めに何らかのアクションを起こしたほうがベターです。
海外に興味があるのであれば短期であれ長期であれ現地に留学することお勧めします!
短期留学のメリット
短期留学で得られるメリットはたくさんありますが、敢えて絞るのであれば以下の4つが挙げられます。
- 自分の語学レベルを確認できる
- 勉強のモチベショーンが上がる
- 長期留学のイメージを掴める
- 友達が出来る
ちなみに私は大学でスペイン語を学んでいて、3回生の夏から1年間マドリードの私立大学に留学した経験があります。
大学に入った当初から留学すると決めていましたが、やはり初めての街に長期留学するのは少し不安がありました。
治安は大丈夫だろうか?
(当時はETAというバスク地方の独立を目指す過激派組織がスペイン国内でテロを繰り返していました。)
物価はどの程度で資金面で問題はないだろうか?
(当時は数年後に控えた単一通貨ユーロへの移行を踏まえ、スペインの物価は少しづつ上昇していました。)
どのあたりに家を探せばいいのだろうか?
買い物は?病院は?銀行は?
通学はどうする?地下鉄?バス?自転車?
困ったら誰に助けを求めればいいのか?大使館の場所は?
キレイなスペイン人の彼女は出来るだろうか?(これは関係ないですね。でも重要、そこはかとなく重要)
ひとりで色々と悩んでばかりいても仕方ないので「知らないことが不安なら実際に行ってこの目で見てくればいい」と考え、3回生になる前の春休みに1ヶ月ほどマドリードに語学留学をしました。
短期間の語学留学は今の自分の語学レベルを知ると同時に、その後の留学に向けての勉強のモチベーション向上にも繋がったので非常に良かったと思ってます。
自分が留学したいと思っていた大学のキャンパスを覗いてみることで留学した時のイメージを何となく掴めたり、住みたい街を散策して想像を膨らませたり、クラスの宿題は大変でしたが毎日が充実していてとても楽しかったです。
また、語学学校ではクラスメートとも簡単に友達になれるので、そうなると数珠つなぎに友達のネットワークが広がっていきます。
友達が出来ると「もっと話したい!」「もっと上手になりたい!」という学習意欲のエンジンがフルスロットルで回り始め、私のスペイン語は飛躍的に上達していきました。
ひとりでいる時もテレビを見たり雑誌を読んだり、カフェやショップで店員と雑談をしたり、スーパーに買い物に行くだけでも勉強になります。
映画館にも何度も足を運びました。
フランコ時代からの名残で、当時のスペインで上映される映画はスペイン語吹き替えが主流。
外国語映画は、例えば英語からスペイン語に訳されているので、スペイン映画と比べると比較的理解し易かったのを覚えています。
普段何気なくしていることが、海外に行くとそれだけで貴重な経験と語学の勉強になるのです。
しかも毎日が新しい発見の連続。
本で読んだり人から聞いて得たバーチャル世界の知識ではなく、心を躍らせるリアルがすぐ目の前、手が届く位置にあります。
こんなに素晴らしいことがあるでしょうか?
あなたがもしも今、海外留学しようか迷っている場合は手始めに短期留学を体験してみることを強くお勧めします。
一歩前へ踏み出すことで、今まで意識していなかった新しい自分に出会えるかもしれません。
日本では得難い貴重な経験の積み重ねが、将来の自分を大きく成長させてくれるはずです。
まずは相談してみる
興味はあるけど何をすればいいのか分からない場合は、情報を持っている人の話を聞いてみるとイメージがわきやすくなります。
あなたの周りに留学経験者がいれば声をかけて話を聞いてみましょう。
SNSでフォローしたりDMしたりして体験を共有させてもらってもいい刺激になりますので、積極的に働きかけてみたらいいと思います。
きっとリアルを伴う素晴らしいエピソードを聞くことが出来ると思います!
海外旅行の話って聞いたりブログを読んだりしてて楽しいですよね?
留学の話はもっと面白いと思いますよ!
エージェントを活用
留学に初めて挑戦しようとしている方や留学経験者に色々と聞いてみたいことがある方のために個人での留学手続きをサポートするサービスを提供しているサイトのリンクを張っておきます(相談無料)。
スタッフは留学経験者なので、リアルな体験に基づく面白い話に出会えるかもしれません。
【Langpedia】 ラングペディアは個人手配で最安値の留学をサポートする無料サービスです
相談は無料なので、まずは少し話を聞いてみて自分に合わないなと思ったらやめておくぐらいの柔軟なスタンスでいいと思います。
私がマラソンに挑戦した時の話
少し脱線しますが、私のエピソードを紹介します。
私は30代半ばでフルマラソンに挑戦し、3年連続で大会に出場したことがあります。
最初は高校の同窓会的なノリでした。
高校時代の仲間がダイエットと生活習慣の改善を目的として始めたランニングにドハマりし、徐々に周りを巻き込む形で始まったんですね。
高校時代は全員運動部でレギュラー、体も引き締まって心身ともに力が漲っていましたが、社会人になってから日ごろの激務と不摂生がたたり、当時の我々は肉体的にも精神的にも高校時代の黄金の輝きを失いつつありました。
つまり、充実した少年期を経て青年期から中年期への過渡期にいたわけです。
潜在意識の中にいずれ何とかしなければと軽い危機感にも似た焦燥感はありましたが、なかなか行動に移せないダメな奴らでした。
そんな中、仲間のひとりが発した「遠くのゴールを目指して最初の一歩を踏み出そう」の一言に共感した約10名の素人ランナーたちが、人生初のフルマラソンに挑戦することになったのです。
フルマラソンに挑戦すると決めて練習を始めたのが4月、大会は10月。
半年間、頑張って走りました。
最初の練習はそれはもうひどかったです。
走り出して約5分、800m程度で息が上がり歩き出してしまいました。
さすがにここまで衰えているとは予想していなかったため、正直ショックでしたね。。
仲間の一人も最初の練習では500mで走るのを止め、タバコを吸いながら歩いて帰ったと証言しています。
ここで初めて、自分たちがいかに無謀なことに挑戦しようとしているかを実感しました。
しかしながらやると決めた以上、簡単に諦めたくはありません。
ここで辞めたらかっこ悪くて自分が嫌になってしまいます。
そこで私は日々の練習方法を、ある目標を決めてそこまで走っては歩くを繰り返すインターバル方式に切り替え、徐々に徐々に走る距離を伸ばしていきました。
とにかく過度の無理は禁物。
大事なことは自分のペース、勝ちパターンを早く掴むこと。
そして目標を見失わずに継続すること。
最初は1㎞も走れませんでしたが、次第に5㎞、10㎞、20㎞と走れるようになってきたのです!
アプリで走った距離とタイムをネットに取り込み、SNSで仲間とシェアしてお互いを励まし合いました。
途中からは㎞単位で目標タイムを設定し、小さな成功体験を積み上げていくことで、最初は苦しかった練習の中にも次第に楽しさが沸き立ってきたことを覚えています。
日常の生活において、42.195㎞は車で移動する距離です。
普通は走ったりしません。
走ったらどうなるかなんて想像も出来ない世界ですよね。
でも一歩踏み出すと、その先にあるものがだんだん見えて来るんですね。
最初はかすかな点にしか見えませんが、少しづつ輪郭がはっきりしてきます。
そして一歩一歩、歯を食いしばって近づいていくと、そこにはなんと自分がいるんです。
目標をやり遂げた自分自身が、今の頑張ってる自分に対して大きな声を出して応援してくれてるんですよ。
不思議な感覚ですが、私にはそう感じました。
これは自分でやってみて、リアルに感じてみないと分からないですね。
もちろん、目標に向って共に頑張る仲間の存在が大きかったのは言うまでもありません。
結果、フルマラソンは3年連続で完走!
タイムも4時間50分、4時間26分、4時間8分と徐々に延ばすことが出来て、充実した3年間でした!
海外留学のススメ まとめ
あなたがもし、海外留学に興味はあるけどどうしようか迷っているのであれば、手始めに短期留学を体験してみることをお勧めします。
一歩前へ踏み出すことで、今まで意識していなかった新しい自分に出会えるかもしれません。
エージェントは情報収集の手段として非常に有効ですが、最終的に判断するのはあなた自身なので、彼らの持つノウハウやネットワークをうまく使ってご自身が納得のいく計画を立ててみて下さい。
もちろん、最初から最後まであなた自身がその身ひとつで思うがままに留学プランをデザインしてもいいと思います。
1年や2年の休学など、その後の長い人生を考えるとビクともしません。
海外留学で得た経験は一生モノの財産になりますので、是非トライしてみて下さい!
そして是非、私にも面白いエピソードを聞かせて下さいね!
海外留学についての注意点
- 海外に興味があるなら短期であれ長期であれ現地への留学がおススメ
- いきなり長期で留学するのが不安なら、まずは短期留学をして現地を体感してみる
- 大きな目標を達成するためには小さな目標設定と、それをひとつひとつクリアしていく積み重ねが重要
- 短期留学で街の雰囲気を肌で感じて、気に入ったらその先の自分の将来を見つめて長期留学を考える
- 短期留学には語学の習得のみならず、たくさんのメリットがある
- 普段何気なくしていることが、海外に行くとそれだけで貴重な経験と語学の勉強になる
- 興味はあるけど何をすればいいのか分からない場合は、情報を持っている人の話を聞いてみる
- 海外留学で得た経験は一生モノの財産になるので、チャンスがあれば是非トライしてみて欲しい
海外留学のための参考書籍
この記事がこれから海外留学を考えている方の参考になればとても嬉しいです。
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それでは、また。